社会に出て働く上で、ビジネスマナーはとても重要です。今回は社会人として覚えておきたいビジネスマナーについて解説していきます。

ビジネスマナーとは?
ビジネスマナーとは、ルールや規則ではなく、様々な人と気持ちよく円滑に仕事を進めるための礼儀作法です。ビジネスマナーを知らないと同僚や取引先からの信用を失うリスクがあります。社会で信用を得るためにはビジネスマナーが必要だということを、企業は社員に伝えなければいけません。またビジネスマナーは相手への思いやりを意味します。仕事で関わる人達に対する思いやりを大切にすれば、自然とビジネスマナーも身につくでしょう。

最低限身につけておきたいビジネスマナーとは?
・言葉遣い
言葉遣いは最も基本的なビジネスマナーです。あいさつや報告・連絡・相談、電話応対、言葉遣いはあらゆる仕事の基礎となります。言葉遣いがあやふやだと、未熟な印象を与えてしまいます。相手に安心と信頼を与え、円滑にコミュニケーションを取るためには、正しい言葉遣いを身につける必要があるでしょう。

・身だしなみ
言葉遣いと同じくらい重要なビジネスマナーが身だしなみです。ビジネスにおいて第一印象はかなり重要視されるため、常に身だしなみを整えておく必要があります。

・名刺交換
社外の人と接する際に覚えておきたいのが名刺交換です。初対面の人と仕事をする場合、最初に名刺交換をしなければいけません。

名刺交換の手順
1.名刺入れから名刺を取り出す
2.名刺を一番上にして名刺と名刺入れを重ね、両手で持つ
3.互いに自己紹介する
4.右手で自分の名刺を渡し、左手で相手の名刺を受け取る。(名刺入れは左手で持つ)
5.名刺を受け取ったら『よろしくお願いいたします。』と挨拶をし、両手で名刺を持つ
6.着席する場合、机に名刺入れを置き、その上にいただいた名刺を乗せる

・電話対応
社内で業務を行う場合、電話応対も身につけておく必要があります。苦手意識を持つ方も多いと思いますが、積極的にトライしていきましょう。電話応対において重要なのが、素早く電話を取ることです。電話に出るのが早い方が、会社の印象も良くなります。その他のポイントはこちらです。
・電話がかかってきたら3コール以内に出る。
・電話に出るのが遅れた場合は『お待たせいたしました』とお詫びする
・電話に出たら、まず『お電話ありがとうございます』と挨拶をする。(『もしもし』はNG)
・はっきりとした口調で話す
・会話をメモしながら話を進める
・電話をかけた側が先に切電する。電話を受けた場合は、自分からは切らない
・電話を切る際は、受話器を優しく置く。または手でフックを押す。

本稿では、社会人として最低限必要なビジネスマナーをご紹介してきました。会社の一員として仕事をしていくために、ビジネスマナーの習得は必要不可欠です。外部研修講座などもうまく活用し、どこに出ても恥ずかしくないようにしていきましょう。

投稿者 Owner